第3回全国大会開催のご案内
しごと能力研究学会(Society for Research on Work Competency)では、2010年10月16日(土)~17日(日)に、第3回全国大会を開催いたします。下記の要領にて開催される大会では、これまでの研究成果を受けて、次の段階への議論の進化を目指します。
しごと能力研究学会・第3回全国大会の統一テーマは、「しごととしての対人関係」と決定されました。このテーマは、対人接触そのものがしごとであるような職業、たとえば、対人サービスであるとか、しごと上、交渉などでの対人関係が主たる業務内容であるといったケースなどを考えているだけではなく、現在の対人関係が電子機器を経由しての接触となっていることをも考慮しようとして設定されています。情報機器の発達によって対人関係が変化しつつあり、また、その状況であることに対して、対人サービスがより癒しを与えようとする方向に転換していることなどを取り上げ、その状況について論じていこうとする意図を持っています。
昨年開催された第2回大会での統一テーマ、「21世紀の仕事としごと能力育成」を受けて、しごとの場における対人関係のインフラストラクチャーが変容していることを取り上げようという意図を持つものです。幅広く論じなければならない問題であると思います。 さまざまな視点からの議論を歓迎いたします。
2010年5月
しごと能力研究学会 会長 二神恭一
第3回全国大会 実行委員長 日置弘一郎
しごと能力研究学会 第3回全国大会開催概要
統一テーマ「しごととしての対人関係」
日時:2010年10月16日(土)、17日(日)
場所:京都大学・吉田キャンパス
「しごと能力研究学会」大会のご挨拶
本年度、第三回「しごと能力研究学会」大会は、10月16日17日の両日、 京都大学経済学部で開催されます。お知らせが大変遅くなり、お 詫び申し上げます。参加費・懇親会費とも昨年と同額の五千円で す。今回は、振替口座が間に合わず、当日受付のみでお願いしよ うと思います。 大会テーマは、「対人関係としてのしごと」です。しごとの中 で対人接触が必要であることはいうまでもないことですが、対人 関係そのものがしごとであるという状況を改めて考えてみたいと 考えています。また、対人接触の形態が情報技術の発達によって 大きく変化しているという状況も含めて考えることが必要である だろうと思います。 秋の京都で、観光シーズンに入っております。宿泊がとれない という事態も考えられますが、京都大学へのアクセスは、JR線や 京阪、あるいは地下鉄などを利用すると、京都大学まで電車乗車 時間が30分以内で到着できる範囲は意外に広いといってよいかと 思います。山科、大津、高槻、茨木、枚方等の地域が候補になり ます。 今回はテーマに関して多くの方からの報告をいただきます。か なり充実した大会になると思います。また、報告者の京都造形芸 術大学の棚橋俊夫教授から懇親会にごま豆腐をいただけるそうで す。棚橋さんは近年まで、東京表参道で精進料理「月心居」を経 営されておられ、三年前に閉店されて京都に移られました。 さらに、日本酒ライスパワー・ネットワークから伏見の日本酒 を提供していただける予定です。懇親会には自信がございます。 ぜひおいでください。
平成22年9月17日 大会実行委員長 日置弘一郎